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2016年 1月 26日 三枝流・受験の心得その①~受験の前日編~
皆さんこんにちは!!
早稲田大学文学部西洋史学科、担任助手の三枝です!!
さてさて、ずいぶん久しぶりになりましたが、受験直前ということもあり長々と挨拶をせず、すぐに本題に入りたいと思います。
受験直前に三枝の生徒にはいつもプリントで印刷して渡している「三枝流・受験の心得」という虎の巻があります。
数多くの生徒を難関大に輩出したこの伝説の虎の巻を、
なんと今回特別verで皆様に伝授したいと思います!!
大事な部分だけを抜粋して掲載します!まさに永久保存版♪
①前日の問題は解くな!!チェックすべし!!
→試験日の前日に、「いままでとっておいた最新年度の過去問を解こう!」なんてことは絶対にやめてください。
新しい問題集をやったり、持っている問題集でまだ一回もやったことない部分を解いたりするなんてことも言語道断!!
何周もした問題集で苦手分野を総ざらいしたり、過去問の傾向を見て出やすいところを総チェックしたり、明日の試験でこの部分ばっかり出されたらヤバイ!というところを次の日の電車で簡単にチェックできるようにルーズリーフにまとめる作業をするなど、あくまで「チェック」にとどめておきましょう。
②家に帰ってから勉強するな!!
→勉強が終わったらご飯食べて風呂入っておとなしく寝てください。
寝る前にチェックしようとして布団にテキストを持って行ったりしないでください。 不安や緊張が高まり、眠れなくなるor 眠りが浅くなってしまい、次の日に大きく影響します。
もはや、寝る一時間くらい前にテレビを見たり、好きな音楽を聴いたり、好きな漫画をかるく読み返したりなど、「アンタ明日試験なのに大丈夫なの!?」と家族の人に言われてしまうくらいリラックスすれば、安眠ができるはずです。(ちなみに三枝は、ほとんどの試験の前日、兄貴が借りてきた「ONE PIECE」のDVDを寝る直前まで見てました。)
チェックは、塾や予備校から帰る前に一通り終わらしておき、次の日の電車や試験前に行えばいい話です。
直前にやる付け焼き刃の知識は入試では使えませんよ。
以上、受験の前日にすべきことです!
次回は、誰もが「なるほど!そうすればいいのか!!」と誰もが絶賛し、「うわー、やっちゃいけないこと全部去年やってたわwww」と浪人生がうなった、心得の「受験の日編」をお送りします。
お楽しみに(^ 〇^ )
三枝
2016年 1月 25日 残された時間の有効活用(中村真)
皆さんお久しぶりです。
担任助手2年、東京大学文科Ⅱ類の中村真です。
センター試験も終わり、私立や二次試験に向けて追い込みをかけていると思います。あれもやらなきゃこれもやらなきゃで、追われている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は残された時間をどうすればうまく使えるかということについて、自分なりのやり方を書いていきたいと思います。
① まず、最低限やらなくてはならないことから予定に入れていく。
最近10年分の過去問だとか、答案練習の2回目だとか、まずは自分の中で絶対にやっておきたいと思うこと、必要だと思うことから計画立てていくべきだと思います。
そうすれば、少なくとも必要な時間は必ず確保できるし、必要なことはやったということで、少し心理面にも余裕ができると思います。
② 次に、余裕があったらやることを予定に入れていく。
必要最低限やるべきことを埋めていったあとの隙間の時間に余裕があったらやるべきことを埋めていけば、さらに時間をうまく使えると思います。
そしてこの時に、余裕があったらやるべきことの中でも優先順位を決めてから埋めていくとなお良いと思います。
③ 最後に、勉強しながら急に思いついた、ちょっとしたやらなくてはならないことを予定に入れていく。
勉強をしていると、ふとこれもやらなきゃと思い浮かぶことがよくあると思います。
そういう時は、すぐに思い浮かんだことに手を出すのではなく、一度それがどのくらい大事か考えてからいつやるかを決めた方がいいと思います。
というのも、ふとやらなきゃと思い浮かんだものは、ちょっとしたことで重要性が低いもののことが多いからです。それに気をとられて肝心の重要なことができなくなってしまったらどうしようもないです。
けれども、もし考えてみた結果、それが重要なことであったのならば、迷わず優先順位を上げて先にやってください。
上に書いたように予定を立てれば、少なくとも時間を無駄にしたということにはならないと思います。
もし良いなと思ったら参考にしてみてください。
それでは最後の最後まで全力で頑張ってください。応援しています!
2016年 1月 15日 明日はセンター試験!!!
皆さんこんにちは 担任助手1年の高間恵介です。
いよいよ明日がセンター試験の本番です。
本番で自分の実力を発揮するために、皆さん懸命に努力をしてきたと思います。
けれども、試験の本番にはそんな皆さんの邪魔をしてくるような魔物がいたるところに潜んでいます。
そんな魔物に遭遇しないためにどうすれば良いのかを紹介しようと思います。
① 朝
「センター試験の当日なのに朝目が覚めたら、昼間でした。」となってしまっては、実力以前の問題になってしまいます。
前日はゆっくりと休んで根を詰めすぎないようにしましょう。そして目覚まし時計を複数セットしておきましょう。
試験の3時間前ぐらい前に起きておくと、試験の時にしっかりと頭がさえた状態で試験に臨めますよ。
② 電車
「きちんと時間どおりに家を出たのに、いきなり電車が止まってしまっておくれてしまった」ということも起こりえます。
朝は余裕を持って早めに家を出ること。そして万が一に電車が止まってしまっても大丈夫なように、代替交通手段を事前に調べておくなど対策をしておきましょう。
③ 忘れ物
「会場について一息ついて、鞄を開けると筆箱が無い。」というような状況になってしまうと、どうしても焦ってしまい、冷静ではいられなくなってしまいます。
荷物は必ず前日に用意しておくようにしましょう。筆箱は中身がきちんと揃っているかまで確認するようにしましょう。
万が一忘れ物をしてしまったら、試験官に相談しましょう。
④ 周囲の人
「いざ試験が始まると隣の人がうるさい」とか「周囲の人が休み時間に答え合わせをするのが気になる。」ということは往々にしてあり得ます。
けれどもそういったものに惑わされないでください。本番の会場でイライラしてしまう気持ちもわかりますが、悠然とした心持ちで自分の答案にのみ向き合ってください。
⑤ 問題
これが受験生最大の敵であることは間違いないでしょう。
「あんなにセンター試験の対策をしたのに、英語でいきなり文意がつかめない。数学でいきなり7θを目にする。得意の漢文でつまずく。」などなど。たくさん勉強してきたからこそ分からない問題が出てくると、焦ってしまいます。
そうした分からない問題が出てきたときこそ、一度自分の今までやってきたことを思い返してください。自分はこれだけやってきたのだからと思えれば、もう一度冷静になって問題に取り組めるはずです。
去年の僕の体験談を少ししておくと、忘れもしない数学ⅡBのテストでした。三角関数を解こうと思って問題を開いた時に見つけた7θの文字。心臓が飛び出しそうになるぐらい焦ったのが今でも鮮明に覚えています。けれどもそこで三角関数からいったん離れ、別の問題を解くことによって、他の問題また次の理科にまでひきずるという最悪の事態は回避する事が出来ました。
どうでしょうか。ここまで紹介してきましたが、共通して言えることは焦ったまま行動しないことです。平常心を失ったまま、試験に取り組んでもいい結果は生まれてきません。余裕を持って、全力で試験に挑めば結果は自然とついてきます。
皆さんの良い結果を心から祈っています。
2016年 1月 14日 センター二日前(中川)
皆さんこんにちは。本科担任助手一年の中川浩輔です。
センター試験がもう二日後ということで、今回は昨年の自分の体験談について話したいと思います。
僕はこの時期、二次試験の勉強は全くせず、センター対策にすべての時間を費やしていました。
特に不安だった日本史の戦後史と理科基礎、数学ⅡBに半分以上の時間を割いていたように思います。
そんな中、今でも忘れない印象的な出来事が起こりました。
あれはセンター前日の午後でした。
いつも通り12階の自習室で勉強していると、同じ東大文系クラスの友人から、「数ⅡBを時間計って一緒に解こう」と誘われたのです。
一人でやるよりも緊張感があっていいな、と思い誘いに乗ったのですが、
結果は散々。
友人が時間を余らせて満点近く取ったのに対し、僕は解き切れず8割にも届かないような点数でした。
その後のことはよく覚えていませんが、顔色が悪かったらしく、社員さんや担任助手、友人や家族など色々な人に心配されました。
ここまでお読みいただいて、「なんだこのしょうもないエピソードは」と思った人がほとんどだと思います。
僕も書いていてあまりの馬鹿らしさに恥ずかしくなりました(笑)
しかし、自分を正当化するわけではありませんが、皆さんが今抱えている悩みや不安は、このように後で笑い話になるようなものばかりだと思います。
たとえ直前の演習の得点が低くても、友人が出した問題にほとんど答えられなくても、
こんな直前になって突然実力が下がったり、逆に急にできるようになることはありません。
科目ごとに見れば多少上下にブレることもあるでしょうが、
全体では収まるところに収まります。
このことを頭の片隅に置いて、わざわざ自分から焦りを助長するようなことがないよう、気をつけてほしいなと思います。
週末まで寒いみたいですが、体調管理をしっかりして万全な状態で本番に臨んでください。
皆さんの納得いく結果が出るよう、心から応援しています。
中川浩輔
2016年 1月 12日 センター体験記(木村)
皆様、お久しぶりです。更新を楽しみにしていた方、申し訳ありませんでした。
久々の更新は、わたくし担任助手2年の木村圭一がお送りします。
最近、東進ブックスの座談会に参加し、まさかの書籍デビューをしました。
三枝先生よりも早く!
さて今週末は受験生一大イベントセンター試験です。※模試ではなく本番です
いよいよこの時がやってきましたね。
国公立型受験生はセンター試験を突破しない限り志望校を受験できなくなる可能性があります。
私立型受験生は早慶上智といった難関大を受験するにあたりこのセンター試験で明青立法中を押さえることによりマインドにおいて優位に立てます。
とにかく国公立受験者はもちろんのこと、私立受験者にとってもこのセンター試験は重大な試験となることは間違いないでしょう。
ここで木村のおととしのセンター試験エピソードをお伝えします。
それはセンターのリスニングでの出来事です。
当時、自分は特に工夫をしていないにもかかわらず、模試では全くマークミスをしていませんでした。
「いつも通りにすれば大丈夫」
そう思ってリスニングに臨みました。
“Question No.26….”
たしか26番目の問題だったと記憶しています。それに差し掛かった時、あることに気づきました。
「マークミス」です。
流れているのはNo.26なのに、マークシートで空いているのはNo.25以降の解答欄でした。
血の気が引きました。冗談抜きにギョッとしました。
気持ちは焦りましたが、一度呼吸を整えてからNo.26を聞き取り、問題と問題の間の時間にミスした箇所を探しました。
結果としてミスした箇所を訂正し、リスニングは50点満点を取ることに成功しました。
東大志望だったので正直、直接の影響はないですが、これを直せていなかったら他の科目や別のテストの点数に響いていたかもしれません。
まさに”All or nothing” でした。
もしもセンター試験失敗してしまうと様々な問題が発生します。
以下にざっと列挙してみます。ほかにもいっぱいあると思います。
・受験校が増える
・(上に付随して)第一志望校対策の時間が減る
・志望校を変えざるを得なくなる
・なにより焦る
つまり、センター試験といえど侮れません。あくまで通過点といった感じです。
残り時間は少ないですが、しっかりと準備を整えて全力で試験に臨んでください。
心から応援しています。
明日のブログもお楽しみに!
担任助手2年木村圭一