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2015年 8月 19日 損しなくて済む模試の受け方(中村真)
皆さんお久しぶりです!
東京大学文科Ⅱ類、担任助手2年の中村真です!
こんな非情といってもいいような暑さの中、皆さん朝からよく頑張っていると思います。
浪人生にとって毎日無遅刻登校は当たり前かもしれませんがそれでもすごいことです。
今回は何の話をしようかといろいろ考えてみたのですが、8月は模試も多いことでしょうから模試について話そうかと思います。
まず、皆さん模試に対してどういった姿勢で挑んでいるでしょうか?
模試は本番前に本番に似た環境で試験を受けることのできる絶好のチャンスです。
だから、ただただ受けるのではなくいろいろ考えて受けてください。
例えば、朝は試験の3時間前に起きて、試験会場には30分前にはついて、昼ご飯はそのあとの試験が眠くなると困るから軽く済ませるとか、英語は長文から解いて英作文は最後に回して、国語は古文、漢文から解くだとか。
模試を本番だと思って、模試を通して自分流の試験の受け方といったものを作っていってください。そうすれば本番もいつものようにするだけで済みます。
そして、試験中は全力で解いていますか?
難問にあたったとき模試だから解けなくてもいいやといったようなことを考える人を見かけます(もちろん他に解ける問題があったら先にそっちを解いてください。解けないものだけ残った時の話です)。
しかし、それが本番でのことだったら必死に解くはずです。
だから模試だからといって早々に諦めてしまうのでなく、出来ないなりに最後まで足掻いてください。
もしかしたら突破口が見えてくるかもしれません。
そしてそれ以上に試験時間をフルに使うことができる体力をつけられるはずです。
最後に、模試を受けただけに終わっていませんか?
本番と模試の大きな違いは、受けたあとに自分の弱点を見つけることができ、対策することができるということです。
担任の先生や助手からよく言われているとは思いますが、受けたあとは自己採点をして、ちゃんと分析をしてください。
長々と文字だらけになってしまいましたが、これらのことを気にして模試に挑んでいけば、少なくとも無駄な模試だったということにはならずに済むと思います。
それでは皆さんこの夏を後悔無いように過ごしてください!