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2014年 11月 1日 解く順番を考えよう(木村)
皆さん、こんにちは。担任助手の木村です。
2回目の投稿ですね。
いきなりですが、ここで頭の体操です。
「4つのバス停A、B、C、Dがある。AからBまでバスで10分、BからCまでバスで5分、CからDまでバスで10分かかる。しかしAからDまでバスで25分というわけではない。一体何分かかるだろうか?ただし、道路のこみ具合や乗り降りの際の時間などは考慮しない。」
…結構、難問かもしれませんね。ちょっと考えてください。
さて、学生の皆さん、10月26日の全国統一高校生テスト、お疲れ様でした。
当然、自己採点は完了し、分析も終了していますよね?
模試が終わった後は、点数を気にするよりもそれを上げる(もしくは維持する)ための対策を考えることのほうが大切ですからね。
ところで、みなさんはどんな対策を考えたでしょうか。
抽象的ですが、「基礎を見直す」「演習量を増やす」「時間配分を気をつける」といったものを挙げた人が多いと思います。
しかし、「解く順番を変えてみる」という案を考えた人は少ないのではないでしょうか?
というのも、この前のグループ面談でこのような会話が…。
A:「センター国語の古文が間に合わなかったな~」
B:「間に合わなかったのに、なんで200点中100点以上取れてるんだ?」
A:「オレ、④,①,②,③で解くから」
B:「あ!!順番、変えて解いてるのか!!」
僕:(今、気づいたのかよ…)
試験では限られた時間で得点を最大化する必要があります。よって、自分の得意分野およびできるところから解答すると効率がいいです。
特に、センター試験ではどの大問にどんなテーマの問題が出るか、分かりきっているのであらかじめ解く順番を決めておくと上手に時間を使うことができます。
A君の場合も、古文がほかと比べて弱いので、上のような順で解いていると言っていました。別の子は現代文に時間をかけたいから、古・漢から解くと言っていました。
彼らは分析を通じて自分の得手・不得手をふまえ、その上で解く順番を決定しているわけですね。
みなさんも得点がどうも伸び悩んでいるなら、解く順番を変えてみるのはどうでしょうか?
さてさて、最初に出したクイズの答えはわかりましたか?
答えは、15分ですね!!
A、C、B、Dの順で、バス停がならんでいるわけです。
「順番」が鍵となる問題でした。
明日のブログもお楽しみに!!
担任助手 木村圭一