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2015年 3月 16日 浪人を決めた2時間(木村)
こんにちは、東京大学新2年の木村圭一です。
さて今回は自分が浪人するに至った経緯について話そうと思います。
すでに何人かの担任助手が同じテーマで話してはいますが、バリエーションがあったほうが参考になりますしね!
たいてい、浪人を決める理由は大きく2通りに分けられると思います。
ひとつは、大学が決まっていないから浪人するパターン。
もうひとつは、合格した大学はあったもののほかに行きたい大学があったパターン。
しかし僕の場合は、少し特殊かもしれません。
東大の前期試験を含め、受験したすべての大学に落ちてしまった僕は東進での浪人を決意しました。
「早めのスタートが肝心だ!」と思っていたので、3月の中旬~下旬には勉強を始めていました。←これは皆さんも見習ってくださいね!
そうやって浪人を受け入れ始めた矢先、それは起こりました…。
現役時のように東進の自習室で勉強に励んでいると、突然携帯に電話が入ってきました。←これは見習ってはいけません、ダメです。
相手もよく分からず、とりあえず出てみると…
「○○大学のものです。おめでとうございます、補欠合格です。」
(え、このタイミングで!?)「あ、ありがとうございます。」
「で、入学しますか?」
「えっと、両親と相談してから決めます…」
「そうですか。申し訳ないけどこちらも忙しいから今日の17までに決めてください。」
(おいおい、あと2時間しかないぞ?!)
ここからも修羅場でしたね。働いている両親に連絡を入れたり、詐欺でないか確認したり、その大学について改めて調べたり…。2時間後、出した答えはこうです。
ルルル…「はい、○○大学入試科です。」
「先ほど連絡いただいた木村です。今回の件はなしでお願いします。」
「わかりました。」ガチャッ
両親の説得もあり、もう一度東大にリベンジすることにしたのです。
結果として東大に合格できたので、あのときの決断はよかったということになりますね、結果論ですが。
つまり、上述のパターンどちらも経験したという状態になったのでした。
ただ、どちらのパターンがより頑張れるかといえば、後者だと思います。
前者は「しょうがないから再受験」というネガティブな動機ですが、後者は「今度こそ!」というポジティブな動機ですからね。
ちなみに、去年も似たことが起こりました。
「●●大学のものです。おめでとうございます、補欠合格です。」
「ありがとうございます。」
「で、入学しますか?」
「もう入学する大学を決めているので大丈夫です。」
「そうですか…」
こうやって自信をもって答えられるように、浪人する人は一年間頑張っていきましょう!
明日のブログもお楽しみに!
担任助手木村圭一
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