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2015年 3月 11日 三枝的浪人論~その④・予備校選びのポイント~
※バックナンバー
みなさん、こんにちは!!
相変わらず出番の多い、早稲田大学文学部西洋史コースの三枝です!!
さて、今回は第四弾、「浪人する際の予備校の決め方」でしたね!!
「お!とうとう宣伝活動をはじめるのか!その手にはのらねーぜ!(`Д´)」
いやいや、そんなつもりはありません!中立に、三枝が考えるままを話したいと思います。
(出版社のみなさん、書名は『浪人をはじめから丁寧に』っていうのはどうでしょう?)
①自分にあった「環境」の予備校を探すべし!!
これが究極です。
超大物講師、画期的な勉強システム・・などなどそれぞれの予備校で売りにしていることがあると思います。
しかし、授業の予習復習、過去問演習を含め浪人の1年間の半分以上は「自習」なのです。
いくら講師がすごかったり、システムがよかったりしても自習室が狭い、汚い、など自分に合わなければ確実に勉強に集中できず破綻します!
「自慢の自習室!」とはいっても自分がダメだと思えばそれまでです。
1年間、ここに籠もって勉強できる!という環境を選んでください。
②基礎を徹底的に学べる予備校へ行け!
もちろんわかっているとは思いますが、「基礎=簡単なこと」ではありません!
今年落ちた、後半は問題もそこそこ解けるようになった、そうだ足りないのは演習だ!難しい演習をたくさんやろう!!
確実にこれは浪人しても成績が伸びないパターンです。
浪人したということは、根本的な学力が足りないということです。
それなのに難しい問題を解いたり、応用レベルの授業(「○○大対策演習」など)にでたりしても「わかったつもり」で終わるだけです。
あなたが東大志望だろうと、医学部志望だろうと関係ありません!
苦手科目はできないから苦手なのであって、それを基礎的な部分から学ばない限り成績はいくらやっても伸びません!
変なプライドは捨てて、0からスタートするつもりで浪人しなくてはまた現役と同じことの繰り返しになりますよ!!
③「わかるまで教えます!」という予備校には行くな!
「ベテラン講師が常にあなたの勉強をサポート!納得いくまで徹底的にわかりやすく教えます!」
こんな宣伝文句の予備校は最悪です。通じるのは高校受験までです。
勉強していてわからない問題があったらすぐに聞きに行けるから甘えが出る。
聞きに行ったら、先生が解いているのを見ているだけ。自分は特に考えない。
結果その問題が解けたら、「わかったつもり」で終わり。
何の意味があるのでしょう!?
現代文の林先生も言っています「わからない時間、考えている時間が尊い」と。
浪人で現役よりもはるかに時間があります。だからこそ、1つの問題、1つの文章に対して、場合によっては何時間も格闘してみる!
そうやって頭を使う勉強することで本当の学ぶ力がつくものです。
懇切丁寧の教えてもらって、頭を使わないで答えや怪しいテクニックを求めているのでは成績は絶対に伸びませんし、浪人しても得るものは何もありませんよ!
以上3つです!
何度も言いますが、最終的には自分が「1年間やっていける!」と思った場所があればそこにすべきです。
そしてすぐに始めること!
いや、もっと良い予備校があるかもしれない・・・と3月を予備校巡りで終わらせるのはもったいない!
そうしている間に現役生、浪人のライバルたちは合格にむけて歩いているのですから・・。
次回第五弾は「よくある浪人の質問」について書きたいと思います!
お楽しみに(^○^)
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