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2015年 1月 27日 三枝の受験記~その①~
みなさんこんにちは!そしてお久しぶりです。
生徒の応援の際に持って行こうと、Amazonでキットカットを箱買いしたものの、勉強中に自分でつまみ食いをしてブクブク太っている、担任助手の三枝です。
センターが終わり、いよいよ国立二次、私立入試が始まりますね!!
この時期になると必ず浪人していた時のこの時期のことを思い出します。
そう、初受験はなんと難関私大の一つ、上智大学文学部史学科でした。
センターでうまくいった三枝は早慶上智にしか出願をしない、最高の滑り出しをみせました。
センターも終わり私大対策を順調に進めていました。特にメンタル面でも学習面でもなんの問題もなく今まで通り勉強をしていたのですが、あいつは突然やってきました。
そう、スランプ。
いままで上智大学の過去問をやって、そこそこの点数がとれていて、調子のいい時は確実の合格だろう!という点数もたたき出していました。
しかし、次第に得点率は下がっていき、忘れもしません上智大学の試験日2月3日の2日前、つまり2月1日。スランプが続いていましたが、直前だし良い得点率をとってやろう!と思って始めたその結果・・・
英語:60%、国語:28%、世界史:65%=合計51%
採点が終わった直後、すぐにトイレの個室に駆け込みました。
「あぁもう落ちた。結局1年間あんなに頑張ってきたけど、結局ダメなんだな。去年と同じだ。1年間何やってたんだろ。外で騒いでる現役の奴らは受かっていくんだろうな。所詮才能の世界か・・。」
一気に涙が溢れてきて、もうすべてが終わったと思いました。
すぐに担任の先生のもとに言って、泣きながら相談しにいきました。
「先生、もう無理です・・」
そのとき担任の先生に言われた言葉は今でも忘れず、担任助手になった今も直前期に不安になった生徒に伝えつつづけています。
「たとえ模試で全国1位になった人も、少なからず緊張や不安を抱えてる。どんなことでもそうだけど、不安もなく完璧な状態で本番に臨む人なんていないんだよね。三枝くんこんなにやってきたのに、できないわけがないじゃん!」
(そうだ、こんなにやってきたじゃないか!こんなに成長できて、こんなにすばらしい1年を送ってきたのに、何を不安に思っていたのだろう・・!!)
不安が一気に吹っ飛び、この瞬間一気に浪人という1年を肯定的に捉えることができました。
そして上智大学の入試はもちろんのこと、その言葉を聞いて以降の勉強、そしてそれ以降の入試もすべて、緊張はしても不安になるということは一切なく、最後まで走り続けることができました。
(もちろん上智大学は合格!)
この時期だから「もっと時間がほしい」「本当に大丈夫だろうか」と不安になるかもしれませんが、「受かる、受からないという自信」なんて捨てて、いままでやってきた努力に自信を持って最後まで、いつも通り走り続けてください!!!!
(「三枝の受験記~その②~」に続く・・・!)