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2015年 7月 19日 たのしかった、きょういくじっしゅう~その①~(三枝)
全国の皆さんこんにちは!
早稲田大学文学部西洋史学科の担任助手・三枝です!
ピカピカの1年生担任助手たちが日々ブログを更新している中で、世代交代の波を感じている三枝です。
さてさて、今回は少し間が空いてしまいましたが、6月に行ってきた教育実習の話をしたいと思います。
そもそも教育実習に行くためには幾多の困難を乗り越えなくてはなりません。それは・・
卒業には関係ない約30単位を別に取得すること!
これはなかなか厳しいんですよね。。。
まず「教職に必要な科目」として教育心理学や、道徳教育論、教育の発展の歴史などの授業を取らなくてはなりません。体育や憲法学、英語に情報操作(パソコンの使い方)の授業も必修です。
そして「教科に関する科目」!三枝は中学社会と高校地歴の免許なので、社会は一通り勉強しなくてはなりません。
地理学や政治学の授業が立ちはだかりました。中でも「倫理学」との選択である「宗教学」は、世界的にも有名な先生の授業であったことも作用して、本当に何を言っているのかわからずめちゃくちゃ勉強しました。(もちろん、卒業単位とは別!)
とまぁそんな感じなので、1年生に「教員免許を取るぞ!」と決めた人はたくさんいても、4年生の教育実習の段階で残るのはほんの一握り。
ほとんどの人が挫折します。
挫折するというか、本当は教員になるつもりもなく、「シューカツで有利になりそうだから資格とっとこ!」
っていう感覚で取ろうとする人が脱落するだけですね。こういうことなんて言うか知ってますか?
時間のムダ。
さらに教職も無料じゃありません。授業受けるためには聴講料を別途納めなければなりません!(大学による)
お金のムダ。
そうして生きのこった数名が、中学は3週間、高校は2週間の教育実習にいけるわけです。
(ちなみに三枝は高校に実習へ行ったのですが、中学の免許も同時にとるため、高校に3週間いきました。高校しかとらない!っていう人は2週間です。)
教育実習生と言えば
「毎年わなわなフレッシュな先生がきてるなー」
「今年はかわいい実習生こないかなー」
って印象だったかもしれませんが、結構多くのステップを踏まないとなれないのです。
だからその分、やっといける教育実習は最高に楽しい(≧▽≦)
おそらくほとんどの大学・学部で何かしらの教員免許が取れるとおもいます。
取りますか?
取りませんか?
取らない人は別にそれでも大歓迎。
ただ、大学卒業した後に教員免許を取るとなると、お金も時間も相当かかる!ってことを覚えておいてください。
そんな大学に入ってからの設計図を立てることも、受験勉強の大きなモチベーションになりますよ(^^)
タイトルのわりに教育実習の実際に話ができませんでしたね・・(´-ω-)
次回こそ「三枝の教育実習」と、行って思ったことを書きたいと思います!
秘蔵の画像も公開予定・・!!
お楽しみに!!(^○^)