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2015年 2月 5日 ある二月の任意の一日の出来事とその解釈例
皆様こんにちは。担任助手の村山です。今月は二月ですね。二月というと雪が降ったりみかんを食べたりする季節です。あと針供養なんていうイベントもあったりします。
さて、そんな季節になってきたので今日は去年の東京大学の二次試験のときに体験したあるエピソードから紹介していこうと思います。
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【登場人物紹介】
( ・∀・) ←私(わたくし)
( ロ-ロ) ←試験監督
(*´へωへ`) ←件の人
( ^^)( ^^)( ^^) ←有象無象
【本編】
――9:10ぐらい(9:00までに入室)――
( ロ-ロ) それでは解答用紙を配布します
( ・∀・) (ついに始まりぞ……)
( ^^)( ^^)( ^^) ワヤワヤ(参考書等を仕舞う)
ドア「ガタン」
(*´へωへ`) すみません、遅れました
( ・~・) (手に持ってるのは仮受験票……遅刻で受験票忘れ?)
(*´へωへ`) あの
( ロ-ロ) はい何でしょう
(*´へωへ`) 筆記用具忘れたので貸してもらえますか?
( ;・Д・)て
(;^^)(^^;)エー (;^^)ワー
( ロ-ロ) わかりました。こちらに取りに来て下さい。
( ・Д・) (つまりその……手ぶらで遅刻してきた!?)
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以上です。はい。
さて、この話から受け取れる教訓は何か。「遅刻や忘れ物はしない方が良いよ」とかではありません。もちろんそれはそうなのですが、本当に大事なことは
体一つでも受験会場にたどり着けば何とか受験できる!
ということです。
いやもちろん避けるべきなんですけどね、忘れ物は。避けるべきなんですが、もし家を出て電車に乗っている最中に何か忘れ物があることに気づいた時は、落ち着いてこの話を思い出してください。絶対大丈夫とは言えませんが、この通り遅刻した上に受験票と筆記用具一式を忘れても受験できた例があります。東京大に限った話で言えば、二次試験受験票とセンター試験受験票をセットでもっていかなければならないのですが、後者を忘れた場合でもしかるべき場所で仮受験票が発行される、などの対応が行われています。怒られるらしいですが。
試験本番とは言ってみれば一年に一回開催される全国大会のようなものです。なのでその場で何らかの予想外の出来事が起こっても何らおかしくはないと言えます。しかし多くの場合リカバーは可能です。筆記用具が貸してもらえるか心配だったら途中で購入するという選択肢もあります。受験票を忘れたら取りに戻るよりもむしろ早く到着して仮受験票の発行手続きを進めたほうが良いかもしれません。イレギュラーが起こった時こそ冷静に……と言うのは簡単ですが実行できるかどうかはまた別の問題なので、むしろなんらかの不都合が起きたと仮定して、そのときどう行動するかを事前にある程度決めておくという方が現実的な対応でしょう。
では皆さん、全ての可能性の世界の中から勝利を確定させて来てください。一つ外側の世界から応援しています。