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2014年 11月 19日 肯定文でイメージ!
みなさんこんにちは!
新宿校担任助手の松岡健太です。
日中もすっかり寒くなり、いよいよ冬目前という感じがしてきました。
マフラーや手袋をしている人もちらほら見かけますが、みなさんも体調には気を付けてくださいね!
松岡はつい先日、長い間お世話になった半ズボンを封印しました。
ありがとう、半ズボン。あの暑い夏を乗り越えられたのは、あなたのおかげです。
さて、センター試験まで残り2ヶ月を切ったわけですが、みなさんの心境はどのようなものでしょうか。
10月に実施された全国統一高校生テストの結果も良くて順調に進んでいる人や、勉強はしているけど原因不明の不安感におそわれている人もいると思います。
もっと時間が進んで試験直前になってくると、なんとなく落ち着かなくなったり心配になったりすることが多くなるものです。
しかしそうはいっても時間は待ってくれないので、最後の最後まで実のある勉強内容を考えて学力を伸ばし続けなければなりません。
この直前期の不安と焦りに呑まれてしまわないよう、何が重要で何を考えて勉強を作り上げていくのかを、基本的なことですが今ここで再確認してみてはどうでしょうか。
勉強をする、あるいは勉強を組み立てる際のポイントを1つだけお話ししたいと思います。
それはずばり「肯定文で目標をたてる」ということです。
よく言われている「否定語を使わない」と少し似ていますね。
これは大学に入ってから学んだことなのですが、どうも人間の脳は否定文を聞いた・見た・ときに、その状況をイメージするのが極端に苦手であるそうです。
例えば「歩かないでください。」と言われると、脳はまず歩く姿をイメージし、体に指示していつでも歩き出せるような状態を作った上で、歩かないということを選択します。
つまり、「計算ミスをしない」だとか「リスニング聞き逃さない」だとかを考えてしまうと、その時点でいつでも計算ミスが出来る、聞き逃してしまう状態をすでに作ってしまっているということです。
せっかく自分の弱点に気が付いて修正しようとしているのに、否定文を使うだけで改善の効率が悪くなるなんてもったいない!
これからどんどん寒くなって、どんどん心配な気持ちも出てきます。
しかし、そんな焦燥感や不安感に対処することで気持ちを落ち着かせるのではなく、自分が考えなければならないことに集中することで、心身ともに最善の状態をつくり上げて試験日を向かえほしいです。
あの暑い夏も必死に勉強を続けて、ついにここまでこられた皆さんなら大丈夫です。
センターまで残り58日、二次・私大まで残り約3ヶ月。もう一伸びするには十分な時間が残されています。
次回の投稿の際には、また一段と成長した皆さんとお会いできることを楽しみにしております。
それでは!
新宿校担任助手 松岡健太