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2014年 11月 17日 三枝のぼやき②~狭き門より入れ!~
みなさんこんにちは! そしておひさしぶりです!担任助手の三枝です。
なぜこんなに、久しぶりかといいますと実は三枝こう見えて教職課程を履修しているんです。(中高の社会科!)
そして中学の免許を取るには
介護等体験
といって、5日間社会福祉施設(主にお年寄りのかた)、2日間特別支援学校(いわゆる養護学校)に行って実習をすることが必修となっているのです!
いろいろなことを学んできました。三枝自身、一度だけ養護学級のある小学校に、中学の時体験をしに行ったことがあるのですが、こちらの言っていることが伝わらず、子供たちは騒ぎ放題騒いで、先生はたじたじ。おまけに体験生の三枝に思いっきり体当たり・・・あれを1週間も体験するのか、と思うと憂鬱でした。
しかし、そんなイメージは7日間の実習で大きく覆されました。
具体的な感想は、おそらく10ページ分くらいになると思うので割愛しますが、「障害を持っている方は、ふつうの人よりも少し何かをするのが苦手」なだけであるということを実感しました。(大学に入って教員免許を取ろうとしている人はお楽しみに!)
そんな7日間を過ごして改めて実感したのは「経験が何よりも大事!」ということです。
中学の経験以来、正直「介護」と名のつくものは避けている部分がありました。もしも7日間の介護等体験を体験する前に、「時給2000円だけど、介護のバイトしない?」と友達に言われても僕は絶対に引き受けなかったでしょう。
そんな、できれば避けたいということを7日間経験したことによって、とんでもなく苦労しましたし、何よりも疲れました。しかし、とても三枝自身レベルアップできたということを実感しました。
狭き門より入れ
よく引用されるこの聖書の言葉の意味をしみじみと実感した気がします。
本来「狭い」は「困難なところ」という意味ですが、僕はこの「狭い」というのは「自分の中で見識が狭いところ、経験や知識の少ないところ」という意味でもあると思います。
気の進まない道、つまり見識が狭いところから入ることで、より自分を広いステージに立たせることができるのだと思います。
スタバにいる女子大生のように「何事も経験がだいじー」とかいっている人の「経験」は、「自分の都合のいい経験」でしかないのだと思います。
本当に「経験がだいじー」と思っているのなら、アメリカやオーストラリアに短期留学に行くのではなく、普段の生活とはかけ離れている、つまり「狭いところ」であるジャマイカやケニアとかに行ったらいい。どちらも公用語は英語だし、アメリカに行くよりよっぽどたくさんのことが学べるぞ!と言いたくなります。
「○○には興味がないからー」「××は嫌いだからー」そういって、本当に自分をレベルアップさせる貴重な体験を失っているのです。自分が避けてきた道にあえて飛び込んでみる!そうすることで、より多くのことが学べ、より人間として深みがでてくるのだと思います。
小学校時代、マラソン大会をさぼり始めたあたりから逃亡癖のある三枝が言ったところでなんの説得力もないのですが・・。
さぁ、来年はいよいよ教育実習が待っています!三枝の教員免許取得への道のりはつづく・・!!
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